残念ながら遅刻しました。
予選も本選も遅刻とか相変わらずのダメ人間ぷりを晒しています。
エンコが少し時間かかって心臓バクバクしましたが、
問題はその先のアップロードで時間がかかる上に途中で止まってアップロード失敗orz
・・・これを何度か繰り返してジ・エンド。
ニコニコの混雑と私の回線と両方あるんだと思いますが投稿は計画的に。。。
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もともと2年前、第11回杯に予選動画として出していたものです。
完全に作り直しになってますが、予選逃げで忘れてたわけではないのです・・・
予選逃げになっている動画はもう１つありますが本当に作りたいから遅れてるわけ
動画のストーリーは最初の構想からあまり変わっていません
映画の試写会に訪れた765プロのアイドルたち
居眠りした伊織が目覚めると目の前には宙に浮かぶやよい
手を繋ぐと２人とも浮かび上がってスクリーンの中に
でも楽しい時間にはいつか終わりが・・・
言葉にするとそれだけ、でも大事なのはストーリーよりイメージ
言葉にできないものがどれだけ伝えられたかは心もとないですが・・・
旧テーマの「再会」の方がしっくり来ますが「一期一会」もいいですね
でも本当のテーマはいつか来る「別れ」なのかもしれません
メンバーのそれぞれが何を思ったのか、想像が掻き立てられると嬉しいです
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ここから、やってることの簡単なメモ
他に応用が効きそうなことは別記事でまとめるかもしれません
１．映画試写前の風景
映画の試写会に映画の予告編が流れるかは謎ですが、、
前回杯のmobiusPと光線Ｐの動画をお借りしました
手繋ぎはこの動画のテーマの１つなのでここに入れたかったのです
アイドルの動作は最初に作ったのでモーションテストも兼ねてます。
手繋ぎは腕ＩＫを外部親によって腕切に切り替えています
腕ＩＫはＦＫＩＫ併存構造ではなくて一番原始的な腕ＩＫです
（腕のウェイト対策にＩＫ影響下に腕捩が入ってます）
外部親接続はやよいと伊織の手繋ぎ、春香と千早の腕組み、
響と貴音のファイト一発、律子が亜美をつかむところetc.
やよいおりの手繋ぎや美希のうたた寝とか響きと貴音の手繋ぎは実は伏線？
モバマス組を詰め込むのは少し無理があった気かも。。。
構成的にも作業的にも・・・
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２．変身シーン
スクリーンに入る変身シーンは地味に苦労してます。
別出力して編集で組み合わせるのですがＺ軸に奥行きがあると面倒なのです・・・
特殊変形シェーダーも幾つかあるのですがシェーダーとの併用が難しいです
今回のはPostClipとExcludeというエフェクトの組み合わせ。
画面の向こう側とこちら側とその間の発光と３つ出力して重ねてます
スクリーンに入るという非現実的なパートなので、
迫力を出して説得力を増しておきたいわけです
ワンピースは自作、物理用に作ってるので比較的綺麗に動きます
もう１つは髪型の変形パートですね
これはボーンとモーフをセットアップして手付で動かしてます
さらっと変形してますが面倒なのであまりオススメしません
やよいの髪飾りに合わせてツインテを細らせたり太らせたり、
伊織の前髪は綺麗に変形するために３段ボーンがあったり、
時間があればもっと尺を取りたかったところです
今回は外部親の関係で全体にMMDでモーションを作ってましたが、
モーフを駆使するこの辺のパートはMMMで作ってます
モーフ操作はMikuMikuMovingの方がはるかにラクです（数値入力以外、ﾎﾞｿｯ）
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３．やよいおりは宇宙
２人が空を飛ぶシーンはモーション＆カメラパート。
困ったら自分でポーズをとれって、空なんか飛べないよっ＞＜
アクションの空中バトル物ともちょっと違いますし・・・
ただカメラはアクション系に近いと思います
カメラは特殊な動きだけカメラボーン追従に切り替えてます
ＩＫカメラを使ってみたり、自分で作った多段ボーンを使ってみたり
スピード感が出てればいいなあという感じです
スピード感を出すもう１つの重要な要素はKiraKiraパーティクル。
パーティクル動かしながらカメラを動かすとカオスになるので、
そういう時はパーティクルをカメラボーンに接続してます
間にダミーボーンを挟むとさらに複雑な動きが可能になります
ただどちらかというと動きを抑えるために使っています
スピード感はあと物理設定ですが、物理はカメラと並ぶモーション作業です・・・
まあスカートは物理用の設定なので物理焼き込みはほとんどしてませんが。。
２人が手を離す時に別方向に風を付けているくらいでしょうか
伊織の瞳にやよいが映っているところはAPNGを使ったシェーダー
一度出力した動画を瞳テクスチャに合成してシェーダーで割り当ててます
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４．終わりの始まり
２人が手を離すところからラストの表情パート
765の表情にはフェイスボーンが入っていてモーフとは別に動きます
モーフだけでは再現できない歪み方をしてたり・・・
３Ｄモデル的には横顔の口が一番苦手なところで
春香さんの横顔が一番時間かかってるかもしれません
あとフェイスボーンの歯の調整が甘くてしばらく歯はみたくないです
感情をストレートに出す人と、抑制する人と、
子供っぽいのと大人っぽいのと、気を付けてるのはそういうところ？？
たぶん視聴者の方々も経験次第でにイメージは変わるでしょうし、
このシーンの説得力を出すためにそれまでのパートもあったわけで
作業としても正解や出口のないところかなと
ストーリーラインは最初に書いた通りで
用意していた本筋と関係ないネタ以外は全部詰め込んだとは思いますが
時間があればさらに作りこんでいたと思います
でもまた２年後とかイヤだから・・・
本家の７６５プロはまだ続きがあるような発表がありましたが
動画のタイミングとしてはこの辺がキリのいいところだったかもしれません
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ご視聴、長文付き合っていただきありがとうございました
ちなみに他に流したかった映画の予告動画は以下・・・
え、キサラギ？？ なにそれおいしいｒｙ
（・・・本当はバキュラを宇宙に飛ばすつもりで用意してたとか口が裂けても言えない）
細かい技術的な話と追加仕様などはまた後日にでも
by P.I.P (Passion, Imagination & Pattsun)
2015.8.18
