動画で使ったHAToon2改変シェーダーを公開しているのでその説明です。
※DLは動画を見て確認してください、、
動画では人物モデルにHAToon2、背景にAlternativeFullを使いました。
両方とも万能シェーダーなので好きに設定できますが、
AlternativeFullの方が光源設定が充実していて(重い人柱版が最強)、
HAToon2はトゥーンの境界線が綺麗だなという感じです。
2階調のトゥーンシェーダーだと他にT_Toon、
少し古いところでかっつりトゥーンやM4Toonなどがあります。
それぞれに特徴はありますが、使い勝手がいいのを使えばいいと思います。
PAToonはHAToon2の設定例トゥーンフラットに以下のシェーダーを組み込んだものです。
法線が回せるシェーダー PAToon肌、PAToonグレー 法線を回して嘘影調整する
※グレーは色違い
DirectionalSphere PAToon髪 Z軸回転にスフィアが追従
LocalShadow PAToon髪 セルフ影の嘘影調整可能
※髪1~3で影の深さが違います。
詳しい説明は静画とreadmeにも書いています。
あと同梱はしてませんがExcellentShadowに対応しているのでお忘れなく。
PAToon肌、PAToonは、同梱のPAToonCTR.pmxを読み込んで調整します。
法線全体を回転するとシェーダー影とスフィアが回転します。
スフィアが回転すると困る場合が多いので
シェーダーとスフィアを別々に回転できるようにしています。
ただしスフィアの回転も面白いのでその辺は工夫次第です。
DirectionalSphereはスフィアをZ軸方向に回転させないシェーダーです。
組み込み方は以前別記事を書いたことがありますし、
readmeにも入れておいたのでそちらも参考にしてみてください。
法線が回せるシェーダーとDirectionalSphereの組み込みは
「HAcore.hlsl」というファイルに記述されています。
HAToon2派生シェーダーはPAToon同梱のHAcore.hlslを上書きすれば
PAToonのコントローラーがそのまま使えるはずです。
バージョンが違ったりHAcoreを上書きしている場合はエラーを吐く可能性があります。
必ずバックアップを取ってからするようにしてください、、
PAToonの設定自体は基本的にHAToon2の設定例トゥーンフラットの色替えですが、
ver1.1で加算スフィアをそのまま反映するようにしておきました。
グラデの付いた加算スフィアはトゥーン調を妨げるので注意してください。
PAToonの色替えはDiffuseMul.pngという画像を色調すれば可能です。
2色で色分けしてるだけなのでWindowsのペイントツールでもすぐできます。
影の深さを変えたい場合は画像の境界線の位置をずらして調整します。
ただしDiffuseMul.png以外の画像の境界線も合わせてずらさないとダメです。
テクスチャは同名で上書きすればいいのですが、
「PAToon~.fx」をメモ帳で開いて、テクスチャの指定を変えてもいいです。
自分の好みの色に色調してみてください。
基本的にHAToon2のジェネレーターでも設定は可能です。
ただし、ジェネレーターでHAcore.hlslを上書きすると、
PAToonに組み込まれてる他シェーダーは無効になるので注意してください。
PAToonのHAcore.hlslをコピペで上書きすれば有効になるはずですが・・・
画像は気が向いたら追加します。